それまで取引実績がなかった株式会社相鉄アーバンクリエイツ様。コンストラクション・マネジメントを務められた設計事務所様からのご紹介で、本件の技術提案に参加させていただきました。
築30年超の建築物であり、すでに複数回の改修工事を経ていたことから、既設設備の仕様確認に難航。そこで調査初期段階から熟練の技術者を配置し、またお客様ならびに設計事務所様より適切な資料開示をいただけたことで、早い段階で既設設備に対する一定の理解を得られました。
技術提案においては、商業施設の営業を継続しながらシステムの切替工事を進めるという工事特性を重要視し、施設運用への影響を最小限に抑えることに注力した内容で提案。相鉄アーバンクリエイツ様より高く評価いただき、優先交渉権を獲得しました。

商業施設でのイベント等を考慮した工事スケジュールの立案や、納入仕様の協議、または夜間作業における売場横断施工の施工要領など、定例会を設けて協議を継続しながら実施工の準備を進めていきました。
特に、物販エリア内の養生手法など施設営業への影響が考えられる重要な内容は、相鉄アーバンクリエイツ様やビル管理会社様に都度ご確認いただきながら慎重に計画を立案。その結果、問題なくスムーズに計画工程内で竣工を迎えられました。